プロフィール

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大山 真沙子(Masako Oyama)
Jazz代表 / ファッションディレクター

1953年2月6日、私は6人兄妹の末っ子として新潟県の小さな村で生まれました。私は物心がついた頃から身体が弱く、家の中でも「困った存在」として扱われてきました。中学校を卒業後、私は集団就職で、東京のパン工場に就職しました。身体の弱さと向き合いながらの苦しい日々が続きました。

一度は退職し、新潟へ戻ってみたものの、居る場所が無く再び上京。そしてまたパン工場へ。本当に私には向いていないなぁとつくづく思いました。幼い頃から洋服だけは大好きだった私。とはいえ、漫画の中でしか素敵な洋服を見ることは出来ませんでした。上京してからも、休みの日にお店を見て回るのが唯一の楽しみでした。

18歳の頃、勇気を出して「ここで働かせてもらえませんか?」と洋服屋さんを訪ねてみました。店長は細かな事情などは一切聞かず、「明日から来なさい」の一言。「神様って、本当にいるんだなぁ」と思った瞬間でした。私の人生が大きく変わり始めた瞬間でした。

その後、21歳から銀座の阪急百貨店で働き、28歳で結婚するまで私はファッションの世界で生きてきました。身体が弱く、仕事も休みがちだった私ですが、販売成績だけは常にトップ。小さい頃から誉められることがなかった私が唯一輝ける場所、それがファッションの世界でした。私はファッションに生かしてもらったのだと思っています。

その後、結婚を経て退職。一人の息子を授かり、子育てに没頭した30年間。息子もようやく手を離れ、久々に訪れた自由な時間。人生で初めての落ち着いた時間かもしれません。

私は改めて「ファッションとまた関わりを持ちたい」と強く思いました。一人の女性として、自信を持って着ることができる”ベーシックで品の良い大人の服”そんな服を私は自分自身で作りたいと思いました。

仕事を離れてから30年。ゼロからの起業。不安なことばかりなのですが、それでもワクワクが止まりません。これから私の挑戦は始まります。身体が弱く、何の特技もない私が、60代を迎えてから起業し、全力で駆け抜ける姿が、同世代の皆様になんらかの刺激になれたとしたら、こんなに嬉しいことはありません。

私はこれから精一杯輝きたいと思っています。ぜひ私の第2の出発を応援していただけたら嬉しい限りです。どうぞ宜しくお願いいたします。

メディア掲載実績

当社のメディア掲載実績についてまとめました。取材のご依頼に関しましては、【info@jazz-mo.com】までお願いいたします。

「婦人公論」2017年3月号



2017年2月15日
中央公論新社「婦人公論」3月号に大山 真沙子のインタビュー記事が掲載されました。

「コトレシピ」2016年2月号



2016年1月5日
みらい出版「コトレシピ」2月号に大山 真沙子のインタビュー記事が掲載されました。